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2003年8月

2003.8.31 盛岡市・前沢町

盛岡の市街地にある川沿いのアジサイに、あざやかな色のカミキリムシがいた
アカジマトラカミキリだった。
トラカミキリの仲間は、きれいな種類が多いが、このカミキリは特別派手で美しい

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前沢では、雨上がりの庭に、カノコガがたくさんいた。
ゴーヤの葉にいたカノコガの、鹿の子模様がかわいらしい

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バラの枝に、ちいさな(5mm)ハエトリグモの仲間がいた
頭の周りについた、たくさんの目がすごい。
ヒゲをはやしたような触肢を動かし、獲物をさがしている

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2003.8.30 滝沢村

ササの葉裏にとまっていた、ちいさなハネナガウンカのなかま
体の長さは、4mmほど、翅は10mmもある。葉のまん中の葉脈から食事中

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こちらは ちびっこかたつむり

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すでに秋の陽射し。風はすずしくて気持ちいい
オオハンゴンソウには、たくさんのヒョウモンの仲間が訪れている。
メスグロヒョウモンのメスも、翅をひからせて元気に飛び回っていた

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ヒヨドリバナに飛んできたのは、スジボソヤマキチョウのメス
秋になると出始め、このまま成虫で冬を越し、来年、産卵する。
うすい翅が、陽射しに輝き美しい

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2003.8.29 前沢町

茅の近くにかくれていたのは?
ショウリョウバッタでした。8cm(メス)ほどもある大きなバッタで、岩手では、なかなか見られません。
「ショウリョウ」は、「精霊流し」の精霊流し舟の形ににているところからついたらしい・・・

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あらやだ・・・緑の中だと目立っちゃう・・・

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梅の木で、ツクツクボウシが鳴いていた
今、あちこちで声が聞こえるが、以外にその姿は見ることができない。
セミはとても敏感で、すぐに逃げてしますからだ。
その小さなからだからは想像できないほど大きな音で鳴いていた

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前沢町の田んぼも、少し色付いてきた
今日は、午後から非常に強い陽射しが照りつけ、残暑といえる一日だった。
このあとも、好天が続くことを祈る

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2003.8.28 大迫町

連日の曇天で、ちょっとまいってしまう
里山も、すっかり秋がはじまっているようだ。
あぜみちに咲いていたのは、アキノノゲシ。ほんのりとした黄色が、秋の野に似合う

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ミヤマアカネも色付いてきた
ナツアカネやノシメトンボも赤とんぼへとかわり、あるく道先からふわふわと飛び出しては、空へと消えてゆく

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いつもは元気なベニシジミも、じっと動かない

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2003.8.27 久慈市

休耕田にでは、すでにノシメトンボの産卵がはじまっていた。岩手は米の作柄が著しい不良となってしまったようだ
ここ沿岸でも、穂がついていない田んぼも多い

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ゴマシジミは、岩手県の保護指定種になり、採集はすべて禁止となった
その保護状況等をみようと尾形さんと沿岸部にきたが、数か所残った生息地では、なんの保護対策もとられていなかった。
当然、地元の人たちや、土地の持ち主も、そんなことは知らないわけで、草刈りがはじまっていたし、誰かが採集していても、それが禁止された行為だとは気がつかない。
これでは、まさに絶滅寸前である。早急に対策が必要である

羽化したばかりのゴマシジミ

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ところどころに咲いたミソハギで吸蜜していた。
だいぶお気に入りのようで、ちょっと離れても、すぐに戻ってくる
ほかにもいろいろな花が咲いているが、訪花しているのは、この花だけのようだ
今回、新たに生息地を発見できた。
とにかくこのチョウが見られなくならないよう、努力したいと思う

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2003.8.26 花巻市胡四王山

今日もどしゃぶりと雷がつづいた。
ちょっと明るくなったかと思えば、ザーッと降って来る

雨が小降りになるのを見て、花巻の森へ入ってみた。
雨のせいで虫たちは隠れてしまったよう。
なかなか見付からないが、池の上にはオオルリボシヤンマのオスが、縄張りを行ったり来たり。
時おりオス同士でもつれあうように戦っている。

メスの姿が見えないと思ったら、苔むした山道で産卵中だった。
普段はきれいで目立つと思っていた模様も、こうしてみると、まったくの保護色であぶなくふむところだった。

水からは、1mほど離れているが、ふ化したヤゴは、無事に池に入れるのだろうか。
ちょっと心配である

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松の伐採木にいたのは、ニジゴミムシダマシだ。
油を塗ったように虹色に光る翅を持つが、周りのものを写しているので、空の部分しか色が見えない。
本当は、全体が虹色なのだが、広い砂浜にでもいてもらわないと難しい

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カマキリも成虫になりはじめた。
まだ幼虫がほとんどだが、秋に入ったといってもいいようだ
今年は、カマキリのふ化を撮り損なったので、来年はがんばってみたい

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2003.8.25 滝沢村

時おり、ものすごい雨が降り、雷も鳴り響く 

あっというまに、林道は川のようになった。

しかたなく車でまっていると、ほどなく雨はやみ、蒸し暑さがもどってきた 

ぼろぼろになったヒョウモンの仲間が、アザミに群がっている
薄紫の花を咲かせたシソのなかまに、面白いアブがやってきた
飛んでいると、ガガンボのようなこのアブは、スズキハラボソツリアブのようだ
お腹が長くなったので、脚がながくなったのか?それとも逆なのか?不思議である

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暗い雑木林の木の幹にとまっていたのは、シロシタバという蛾だ。
はじめは通り過ぎたが、ちょっと気になってよくみると、木の皮がはがれたように見えたのは、やはり蛾だった。
とまった大きさは10cmほどもある、大きな蛾だ

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アップでみてもすごい保護色!
撮影が終わって、ちょっと触ってみると、白と黒の美しい模様をもった後翅をひろげて飛んでいった。
なんとか撮影できないかと追いかけたが、手の届かないほど高いところにとまってしまい、もう飛んでくれなかった

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林道の途中に、たくさんのオオハンゴンソウが咲き乱れていた。
メスグロヒョウモンが、熱心に蜜を飲んでいるほかは、虫の姿は見付からないが、花びらのかげに隠れていた虫をみつけた

カンタンの幼虫だった。

秋になると、その美しい鳴き声を楽しみにしているのだが、その声を聞けるのももうすぐになった

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2003.8.24 前沢町

県南部では、昨晩遅くからの雨が、午前中ふり続いている
しかし、気温と湿度は高く、この天気が、もっと早く来ていればと思うのだが、田んぼを見ると、やっと稲の穂が垂れはじめた
去年の写真を見ると、8/30に、少し色付いた穂が垂れはじめていて、いつもより遅いと書いてあった
今年の田んぼは、まだ緑色のままで、かなり遅れているわけだ
このあとの天気で作柄が大きくかわりそうだ

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午後には雨もやみ、蒸し暑くなってきた
鉢植えにしてあったエノキの葉裏に、ゴマダラチョウの卵がついていた
先週は忙しくて前沢町に来れなかったのだが、そのあいだにゴマダラチョウのメスが庭を飛んでいたようだ
産卵を観察したかったが、来年の楽しみにしよう

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緑の卵もあったが、ふ化間近の卵塊もあり、早速ふ化の撮影に挑戦
卵の上の部分を、くるりとかじり取って、ふたを開けるように幼虫がでてきた
英語ではふ化を、ハッチングというが、まさにそんな感じだ
左上、右上、左下、右下と、3:33 から、1分おきの撮影です
このあと、くるりと向きを変え、自分の卵の殻を食べはじめた
ふ化して最初の食べ物は、卵の殻だった

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2003.8.23 盛岡市・前沢町

盛岡は、朝から雨降り。昨日は朝からいい天気で、久しぶりに各地で30度を越え 8月6日以来の真夏日を観測
これが続いてくれればと思ったが、なかなかうまくいかないようだ(県南では、かなりいい天気だったようだが)
僕が子どもの頃からある、庭のサンショウの木には、アゲハチョウの幼虫がたくさんいた
卵、若齢幼虫、終令幼虫といた
サンショウは、すでに実が色付きはじめ、葉も色が変わってきている
アシナガバチに見つからなければ、たくさんのサナギがつきそうだ

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庭にあるトネリコの葉裏に、イラガの仲間だろうか?蛾の幼虫がとまっていた

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夜に前沢町にいってみると、家の周りは、「スイーチョン」という、ウマオイの声につつまれていた
写真は、納戸のかもいの上で鳴いているところ
翅はほとんど動いていないように見えても、その音の大きさはおどろくほど大きい

 

東の空には、オレンジ色の火星が輝いていた

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2003.8.22 雫石町

雲が多いようだが、時おりさす朝日が美しい
早速、雫石町にある、湿地を訪れてみた
山道を歩いていると、枯葉から匂い立つ秋の香りに包まれていて夏が終わったことを知る
ショウブが咲き乱れていた湿地も、すでに赤く色付いて真っ赤になったマユタテアカネも秋を知らせている

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湿地を歩いていると、あちこちからイナゴが飛び出てくる
 普段見ているイナゴより一回り小さく翅が長いようだ
本番前の準備体操のように脚をのばしたり縮めたり
図鑑で見るとナキイナゴとも違うようで、ちょっと名前がわからなかったが、よく調べると「ツマグロイナゴモドキ」でした

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実が色付きはじめたノブドウ
その葉についた朝露をエゾミドリシジミのメスが飲んでいた

宮沢賢治さんは、このノブドウを、こちらの方言の「めくらぶだう」といって、作品の中で「虹」にたとえて書いている

朝日に輝くのブドウは、ほんとうに虹のよう

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2003.8.21 花巻市

きょうも朝からどんよりとした曇り空
花巻の堤も静かな時間が流れている
一匹のウチワヤンマが、疲れたように、枝先から動かない

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山道の途中で出会ったのは、アオイトトンボ
いつも前沢町で見ているオオアオイトトンボより、一回り小さく、水色がかった体が涼し気だ

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昨日の夜は雨が降っていたようだ。
アジサイの葉裏に、かわった蛾がとまっている
フキトリバだ。「トリバ」とは、「鳥羽」なのだろう。
なんだか歌手のドレスのようで面白い。2cmほどの小さな蛾です

きょうの午後は、曇りから一転、すばらしい青空になった。
しかし、タイミングが悪く別の撮影で虫探しができなかった。
でも、久しぶりに「暑い」と感じた。明日も午後からは良さそうだが、どうだろう・・・

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フラッシュでもパチリ・・・

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2003.8.20 矢巾町・滝沢村

矢巾町の東にある、矢巾温泉近くの林道を歩いていると、ゼフィルスが元気に飛び回っていた
目で追いかけ、しばらくすると地面にとまったので近付いてみた。
銀緑色の鱗粉はだいぶ落ち、石に斜めにとまる姿は、連日の卍どもえでの戦いを想像させる。
ちょっと角度をかえてみると、ほとんど光らないので、メスのようだ
しかし、すぐに飛びたち、また別のチョウを追いかけている。
追いかけられたチョウをみてみると、こちらはタテハチョウの仲間の、サカハチチョウだった。
こちらも、翅はぼろぼろになっても、元気に飛び回っていた

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夕方、滝沢村の雑木林を歩いてみると、足元からいろいろなバッタの仲間が飛び出してくる
これはウマオイのメスだ。
オスなら、「スイーチョン」と鳴く。
僕におどろいて葉かげにかくれ、脚をのばして葉っぱのつもり

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あたりは、コオロギの声でいっぱいだ

上は、エンマコオロギの幼虫。
まん中は、オカメコオロギ。
下は、マダラスズだ。

それぞれ鳴き方が違うし、森からはヒグラシの声も加わり、まるで美しいオーケストラのようだ

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2003.8.19 盛岡市

先週の天気予報では、きょうから晴れだったが、どんどんずれて明日まで曇りのようだ
今朝も小雨がふっていたが、気温はそれほど低くないので、盛岡のゴマシジミ生息地を見にいった。
7月末に行ったときは1頭も見られなかったが、きょうは、かろうじて数頭飛んでいた。
飛んでいるのはオスのようで、メスを探しているようだ

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湿地に咲いた、サワヒヨドリやノアザミに、昼光性の蛾が蜜を吸いにやってくる
残念ながら、図鑑で調べても、種類を特定できなかった。
しかしいずれも美しい蛾だ。
一番上の蛾は、まるで墨書のようで面白いし、まん中の蛾は、肩口の黄色がマフラーのようでかわいらしい

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ゴマシジミの食草のナガボノシロワレモコウにとまり、占有行動をとっているのは、ハンノキを食樹としているので湿地に多い、ミドリシジミだ

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ヒヨドリバナにはオオミドリシジミ

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ゴマダラカミキリ!

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コキマダラセセリは、なぜか枯れ草に産卵しようとしている・・・

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2003.8.18 花巻市

駐車場の街灯の下に、ゴマダラの美しい蛾がいた。ゴマフボクトウだ。
撮影しようと、手前の草をどけると、それに驚いたのか、ポトリと落ちた
あれ?と思ってみてみると、腹部を曲げ、動かない。どうやら死んだふりをしているようだ
しかし、この「死んだふり」は、いったい何から身を護れるだろう。
鳥なら死んでいても、必ず突くだろうし、キツネなどの動物も、すぐに見つけるだろう。
死んでいると勘違いするのは、人間ぐらいのような気がするのだが・・・
数分すると動きだし、小刻みに翅を震わせ、しばらくしてから、まるでジェット戦闘機の離陸のような、ものすごいスピードで飛び立っていった

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草むらには、かわいいオンブバッタが増えてきた
きれいな若草色で、身を隠している。
ほかの虫たちが、すべてきれいな若草色だったら、虫探しは、とてもたいへんだったろう

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アザミの蜜を吸っていたのは、ヒメシロチョウの夏型だ
ヒメ(姫)という名前のとうり、弱々しい飛び方で、飛んでいるところを撮影するのが簡単なチョウだ。
薄い翅に、ささやかな黒い斑紋が美しい。
最近、その数を減らしてきたということだが、もともとたくさん見るチョウではないので、どれほど減ってきたのかはわからない。
しかし、気が付いたら、いなくなっていた。ということにならなければいいが

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2003.8.17 前沢町

9月下旬から10月上旬の気温で、各地には連日、低温注意報がだされている
きょうも曇り空の一日で、Tシャツ1枚では肌寒い
大きなコナラの木の下に咲いたオオハンゴンソウに、2匹のミツバチがやってきた。
そこに隠れていた小さなハナグモが、ミツバチに飛びかかろうという瞬間
一瞬、ミツバチに飛びついたが、ミツバチはそれを振払って逃げていった

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天候不順だが、なぜかヒメジャノメやキマダラヒカゲが、やたらと多い。
庭に出ると、数十匹が飛び出す
天候不順が、逆によかったのだろうか?きょうは、庭のミニトマトに集まっている。
すっかり熟して甘くなった実の汁を飲んでいるのだ。じっとみていると、ほんとうに美味しそう

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庭の片隅にあるカタバミに、ヤマトシジミの幼虫の食痕(食べ跡)があった
小さな幼虫は、葉の裏から、柔らかい部分だけを削ぎ取るように食べる。
近くの葉裏には、3mmほどの幼虫がとまっていた

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2003.8.16 前沢町

予報では一日晴れるはずだったが、朝の数時間だけで、9時ごろには一面の厚い雲
しかし、そのときだけは少し気温が上がり、さわやかだった
朝日につつまれ、シジミチョウの仲間が休んでいる。

上から、ツバメシジミ。ルリシジミ。ヤマトシジミ

いずれも普通種で、庭にとんでくることも多いチョウだ

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また、バラハキリバチが活動を始めた
さわやかな青空を入れようと、葉を切り取る真下から撮影してみた。
この写真は、葉を切り取って大事にかかえて巣に飛んで戻るところ。
急いで追いかけたが見失ってしまった

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残念ながら、8時をすぎると、もう曇りはじめた
サンショウのある草むらで出会ったアゲハチョウのオスとメスが、風に逆らいながらランデブー飛行。
前がオスで、後ろからメスがついてくる。オスは花の蜜に似た匂いでも出しているのだろうか?メスは口ふんをのばして飛び続ける(以前、反対に紹介した記事があったかと思います。口ふんを伸ばしてついていっているのがメスでした)

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2003.8.15 前沢町

もう、肌寒いを通り過ぎ、「寒い」といってもいいぐらいだ
本当なら、力強い陽射しに、汗を拭いながら虫たちを探しているはずなのだが・・・・
成熟し、赤みを帯びたウスバキトンボも、その強い飛翔力を発揮できない。
せっかく南から飛んできても、こう寒くては、もう一度ここで発生することはむずかしいかもしれない

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全身トゲトゲの小さな虫。葉っぱにしがみついているのは、クロルリトゲハムシだ
大きさは5mmほどしかないが、いったい何から身をまもろうというのか?
見かけは厳ついが、普通のハムシと同じように、葉を食べて育つ、おとなしい虫だ

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昨日今日と、ほとんどセミの声も聞こえない
柿の木には、たくさんの空蝉がついているが、成虫は、気温が低すぎて活動できないのだ。
アブラゼミは、6年の幼虫期をへて地上にでてくるという。
今年はセミの数がとても多いので、6年前は、おそらくとても暑い夏だったに違いない。
今年から6〜7年後の夏は、セミの発生が少なくなりそうだ

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2003.8.14 前沢町

きのうとうってかわって肌寒い一日だ
虫たちの活動もいま一つ。ゴマダラチョウを呼ぼうと、木に塗った蜜に集まったのは、キマダラヒカゲとヒメジャノメ。
ちょっと離れると、保護色でわかりずらい。
撮影しようと、少し近付くと、びっくりするほどたくさん飛び出した

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まるで枯葉になったような蛾
ニカメイガだろうか。目をこらすと、けっこうたくさんの虫たちが隠れている

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葉裏に隠れていたのは、イナゴの仲間の幼虫だ。
透き通るような緑色で、自分をまもっている

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2003.8.13 花巻市

ひさしぶりの朝日だ。
早朝は霧がかかり、きょうも曇天かと思ったが、残暑というにふさわしい一日だった
やっと強い陽射しがきた。オオミスジは、翅を太陽にひろげ、気持ちよさそう

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きょうはお盆の迎え火だ。
山の斜面に咲いているのは「ハンゴンソウ」。漢字で書くと「返魂草」とのこと
朝日の下では、輝く星ような花だ
クモガタヒョウモンが、蜜を吸いながら日光浴

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南から移動してくるという、イチモンジセセリが増えてきた
翅がボロボロのチョウも多いが、中には、今日羽化したような新鮮な個体も多い。もしかしたら、このあたりでも定着しているのではないかと思う

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2003.8.12 花巻市

昨日はくもりだが、蒸し暑い一日だった。
しかし、気象庁からの「今年の東北北部の梅雨明け宣言をしません」とのニュース
夏はほとんど無いようだ。
今日も朝から雨で、肌寒いといってもいいぐらいだ
じめじめした森の中にはえたキノコには、ちいさなトビムシがいた。
昆虫と祖先を同じにするという

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ひょうきんな顔の虫は、シリアゲムシ
なぜ、こんなに長い顔なのか?
ほかの虫をつかまえて食べてしまう、ちょっと恐い虫だ

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カマキリの幼虫もだいぶ大きくなってきた
昆虫写真は、目にピントをあわせるといいのだが、カマキリの目を見ると、こちらをにらむ黒い点がある。
ここにピントを合わせると、体にはピントがあわない(数ミリ後に合焦する)
この黒い点は何なのか?誰か教えて下さい

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2003.8.11 花巻市

森のあちこちで、ツユムシの幼虫を見るようになった
いい香りのクズの花にも、一匹の幼虫
クズの花は、なんとなくお線香の香りで、お盆が近い今は、ぴったりの花
この花を天ぷらにすると美味しいと本で読んだような・・・
試して美味しかったら、報告します

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木に巻き付いたアケビに、面白い虫がいた
アケビコノハという蛾の幼虫だ。
子どもの頃、あちこちで良く見たが、最近は見る事がなかった。目玉模様が面白い

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田んぼのあぜに咲いた、一輪のアザミにとまったモンキチョウ
しばらくすると、もう1頭のモンキチョウが、蜜をすっているチョウの前にホバリングしている。
蜜をすっているのはメス。ホバリングしながら、オスが自分のフェロモンでメスを誘っているのだ。
しかし、交尾が終わったメスは、まったく興味無し。
ちょっとお尻を上げて、交尾拒否の姿勢をとったが、それよりも食事に夢中のようだ。
モンキチョウのメスは、白い色が多いが、このように黄色もいる

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2003.8.10 前沢町

台風は無事に過ぎさり、大きな被害はなかった

早朝、川の土手にとまっていたのは、ゴマダラチョウ。
普段は高いところを飛んでばかり、寝るのも大きなクルミの木
きのうのう台風で、クルミの枝にはつかまっていられなかったのか。

朝日がさすと、すきっとおった青空へと飛んでいった

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ナツアカネやアキアカネより、ちょっと遅れてでてくるミヤマアカネを今年はじめて見た
翅の模様がかわいらしい。
オスは成熟すると、とても美しい赤になる。

そんな秋ももうすぐになってしまった

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夕方、川土手を歩いていると、おどろくほどたくさんのヒメジャノメが飛んでいた
きのうまでは、ほとんどいなかったのに・・・・
ニラ科の花には、3頭もとまって食事中
花はほかにもたくさんあるのに、集まって蜜をすうのが好きなようだ

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2003.8.9 前沢町

東北にも、台風が来た
朝から、強い風が吹き、畑のトウモロコシもこのとうり
ヒマワリも、やっと咲き出したところだったのに、みんな倒れてしまった

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思ったより雨が少なかったので、田んぼはまだ大丈夫のようだ
しかし、岩手に最も近付くのが、21時頃とのことなので、この後が心配だ

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そんな強風の中、庭においた虫の餌台には、キタテハがいた
ほかの虫を探そうと思ったら、また雨が強くなってきた

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2003.8.8 金ヶ崎町・前沢町

今日は立秋。梅雨があけぬままの立秋とは、思ってもいなかった
明日は台風がきて、大荒れの一日となりそうだ

金ヶ崎のミドリシジミを見にいくと、そこに真っ黒なカナブンがとまっていた
はじめて見るクロカナブンだった。まるで漆工芸品を思わせる艶と黒さだ

暖かい地方には多いのかもしれないが、岩手では、なかなか見られないのではないだろうか

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葉裏に見つけた白いガ 調べてみるとキハラゴマダラヒトリだそうです 
翅をひろげるとお腹の上側がオレンジ色らしい! 知らなかった・・・残念、見せてもらえば良かった・・・

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たんぼの稲は、ほとんどが花をつけていない
お盆前で、こんな状態はちょっと困るのだが、明日来る台風のことを考えると、花がさいていなくて良かったのかもしれない
なんとか咲き始めた花のある稲穂にとまっているのは、アジアイトトンボのつがいか

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前沢町の庭に、イチモンジチョウが飛んでいた・・・
しかし、とまったところを良く見ると、なんとアサマイチモンジだ!
いつもイチモンジチョウを見ると、アサマイチモンジかと確認するのだが、実ははじめて見た。
それもいつも撮影している自分の庭に飛んでいるとは驚いた!!!

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2003.8.7 前沢町・金ヶ崎町・花巻市胡四王山

朝の前沢で・・・ハグロトンボ

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庭に植えたゴーヤには、たくさんの花がつきはじめた。
去年はすでにたくさんの実がなっていたと思ったが今年の冷夏のせいで、まだ一つもたべられるほどの大きさになっていない

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金ヶ崎町の堤では、ヨシの間に、たくさんのヘクソカズラが咲いていた
その葉や茎を揉むと独特のいやな匂いがするために、こんなひどい名前がつてしまったが、その葉をたべて育つ虫もいる
その花の蜜を吸いにきた、ホシホウジャクは、幼虫もこの葉を食べて育つ

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ホシホウジャクが飛んでくるのを待っていたら、目の前に、オレンジ色の小さな虫が飛んできた
ヨシの葉にストローをさして食事をはじめたのは、アカハネナガウンカだ
写真では大きく見えるが、体の大きさは4mmほど
ひょうきんな横顔である

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花巻の胡四王山にはヒグラシが・・・
もうすぐでお盆か・・・夏も後半です

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2003.8.6 花巻市胡四王山・三郎堤

昨日に続き、きょうも暑い。これで梅雨が開けていないとは不思議だ
アジサイの葉かげに、大きなコガネムシがいた。コフキコガネ。
3cm以上あり、ちいさなカブトムシぐらいはありそうだ

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コフキコガネを撮影していると、すぐそばで虫の大きな羽音がした
なんと、別のコフキコガネが、オニヤンマに空中でつかまってしまったようだ。
こんなに大きな虫まで捕まえられるとは、やはり「鬼やんま」だ

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森にある人工の池に、チョウトンボが飛んでいた。
今まで日照が少なく、水温が上がらなかったので、発生が遅れたのだろう
やっと出始めたようだ

以前教えられた堤にいってみると、ヨシの間を飛んでいるチョウトンボを見つけた。しかし、なかなかとまってくれない
近付くと、フワフワと風にのり、どんどん高く飛んでいき、ついに見えなくなってしまった。
ほかには見つからず、アップが撮れなかった

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以前、近くで撮れなかったウチワヤンマがとまってくれた

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2003.8.5 大迫町

遠野から盛岡への移動途中、国道396号線の大迫あたりは、あちこちにオオハンゴンソウが咲き乱れでいた
どうも帰化植物のようで、たくさん咲いているのが、いいことなのかは疑問だが、見た目には、なかなか美しい。
ちょっと車をとめて虫がいないか探してみると、いろいろなチョウがきていた
クジャクチョウ、ウラギンヒョウモン、メスグロヒョウモン、サカハチチョウなどがいた

メスグロヒョウモン

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もっとも多いのが、ジャノメチョウだ。けっこう敏感で撮影しづらい

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つぎに多かったのは、ベニシジミ。
今日は、各地で久しぶりに30度を超えたようで、ベニシジミも、ものすごい速さで飛び交っていた
しかし、梅雨明けはまだのよう。どうなってしまったのだろう

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クジャクチョウ

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2003.8.4 遠野市

遠野市の高原へ来てみたが、相変わらずの霧と、ものすごい風で、ハナアブが見られるぐらい
風をさけるため雑木林をくぐり、ミズバショウの群生地となっているところを見てみた
川のそばに飛んできたのは、カワトンボ。
今、家の周りなどでは、翅が黒いハグロトンボがたくさん飛んでいるが、このトンボは山間部にいるようだ。
逆にここでは、ハグロトンボは一匹もいない

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ササやぶの上を飛んできたのは、イカリモンガという蛾である
春に続き、夏型が出始めているようだ。
イカリモンとは、おそらくこのオレンジの斑紋が、いかりの形に見えるところからの命名だろう。
チョウのように、昼間飛び、花の蜜を吸う

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オカトラノオには、ヒョウモンチョウの仲間やセセリチョウの仲間が多い
このセセリは、コキマダラセセリ。

コは、小さいという意味だが、ふつうのキマダラセセリより、なぜか大きい

どうしてこう命名されたのかわからないが、学名の中の亜種名に、「herculea」とあるのは、ギリシャ神話のヘラクレスからきているとのこと。
こんな小さなセセリチョウに、あのヘラクレスの名前がついているとは、こちらも不思議である

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金色お目めのシュレーゲルアオガエル

名前は外国人みたいですが、日本の固有種です。
オランダの博物館館長さんのお名前に由来するんだそうです 

モリアオガエルの姉妹種とも・・・ アマガエルよりはずっと少ないです

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美しいシャクガの仲間

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ムネアカクロジョウカイの交尾

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2003.8.3 滝沢村・雫石町

どんよりとした曇り空だが、少し前のような低温ではなく、結構蒸し暑い
白と黒のコントラストがかわいらしい、ダイミョウセセリの2化が出始めた。
イチモンジセセリやオオチャバネセセリと違い、このように翅を開いてとまる。
食草は、とまっているヤマノイモの仲間だ

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アカハナカミキリも出始めた
立派なヒゲを動かしながら、そろそろ活動開始だ

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模様の無い、白いマイマイ

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雫石町にジャコウアゲハを見に行った
ちょうど夏型への変わり目らしく、1頭のオスが飛んでいるだけだった。
終令幼虫やサナギもたくさんあり、あと一週間ほどで夏型がたくさん飛び交うだろう。
8月1日にのせたマメハンミョウのように、このチョウも赤と黒の警戒色をもっている。
やはり体に毒をもっていて、鳥がたべると、非常にまずいらしい。
ただ、こちらは人間がさわっても害はないのでご安心を

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2003.8.2 前沢町・花巻市

裏のくるみの木に、アブラゼミがとまっていた
一昨日から、やっと暑くなり、ヒグラシやニイニイゼミにまざり、ジューワジュワジュワ・・・という、名前のとうりの油で揚げ物をしているようなアブラゼミの声も聞こえるようになった
あわせて、ガラガラガラガラ・・・というエゾゼミの声も聞こえてきて、「夏休み」も、やっとそれらしくなった

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今年始めてイチモンジセセリがやってきた。
このチョウは、毎年、南から徐々に北へと広がりながら進んでくる
昨年は、7月14日に見ていたので、約半月遅いことになる。

イチモンジとは、後翅の白い模様が、一列にならんでいるところから、そう呼ばれているが、つい先日までたくさんいたオオチャバネセセリとの比較写真にしようと思ったら、前沢町ではイチモンジセセリばかり。

花巻に行って、ようやく1頭見つけた。
白い模様が、イチモンジセセリよりジグザグ状になっているのがわかるだろう

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花巻の堤で、草のかげにいた真っ赤なトンボ
ショウジョウトンボだ。去年も載せたが、本当に全身真っ赤で、良く目立つ

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2003.8.1 花巻市胡四王山

花巻の雑木林では、コナラの樹液にスミナガシの夏型がやってきた
粋な名前のチョウだが、確かに墨絵のような美しさ。
そして、紅をさしたような、まっかな口(口ふん)が、日本的である

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アジサイの上を飛んでいたのは、ヨツスジハナカミキリ
とまっていてもアシナガバチのようだが、とんでいても、やはりハチににている
黄色と黒は、鳥にとっての警戒色なのだ

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池から生えている葉にとまっていたのは、マメハンミョウ
遠くから見たときは、ホタルかと思った。
このマメハンミョウは、体にカンタリジンという毒をもっていて、さわるとかぶれたり、水ぶくれになってしまう。
この、赤と黒も、鳥にとっての警戒色のようで、ホタルも、この色ににせることによって、身を護っているのではないだろうか。
(この色だったため、結果的に生き残ってきたのかもしれない)

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