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2003年3月

2003.3.31 花巻市胡四王山

夜の間に、雨がふっていたようだ。県南部では、久しぶりの雨となり、ほっとした
あまりに雨がふらなかったので、やっと出始めたツクシもカラカラになり、てっぺんのほうが黒くなってしまったものも多い。
これで一安心だ。
草むらでも、自然排水現象で、小さな雫がたくさん光っていた

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森の木の芽も、雨がないと成長が遅くなるだろう。
本当は、もっと降って欲しいところなのだが・・・
何の木かは、わからなかったが、芽の下に、ガの幼虫らしき虫がとまっていた

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アップでみると、糸を張り、巣をつくっているようだ。
これから芽にもぐっていくのだろうか

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2003.3.30 前沢町

おとといから寒いので、虫たちの活動もとまってしまったようだ
しかし、その前までの暖かさのおかげで、植物のほうもだいぶ春の兆しがみられる。
これはワスレナグサのようだ。しかし花の大きさは、3mmほどと、ものすごく小さい
あまりに小さいので、はじめは違う花だと思ったのだが、去年たくさん咲いていた場所なので、やはりワスレナグサのようだ

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庭のバラも新芽がではじめた。
はじめから緑のもの、エンジ色のもの、このバラのような赤いものなど、いろいろな新芽がてていて、とてもきれいだ

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ユキヤナギもだいぶ芽がふくらんできた。
寒さで動けないクモが、風にとばされそうになりながらもしがみついていた

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2003.3.29 花巻市胡四王山

曇り空で風が強くて、カメラを持つ手もかじかむほどだ
カタクリが咲いたかと見にいってみたが、まだつぼみのままだった。
しかし、だいぶ色が濃くなり、気温さえ上がれば咲出すだろう

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フキノトウにとまったコハナバチのなかまをカメラでのぞくと・・・「花粉だらけになっちゃった~」

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コナラの幹に産まれた、クヌギカメムシの卵はまだふ化していない
フユシャクのメスがいないかとも探してみたが、なかなかみつからないものだ

すると、ちいさなカメムシが歩いていた。
5mmほどと、クヌギカメムシよりも小さい。
おそらくメクラカメムシのなかまではないかと思う。

よくみるとなかなか美しい模様をしている。
こんなに小さいが、ほかの昆虫の幼虫を捕食すらしい。ちょっとコワイ

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2003.3.28 前沢町

県北部では、夜から雨が降りだしていた。この雨で、だいぶ萌黄も進むだろう
しかし、県南の前沢町にくると、まったく雨がふっていない。とてもいい天気だが風が強くとても寒い。
いままで咲いていたフキノトウと少し違うフキノトウがたくさん出てきた。
フキノトウには雄株と雌株があるらしく、この白いひげのような花は雄株だろう
こちらには虫が訪れていないようだ

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あちこちに、ツクシがではじめた。まだ小さいので、とてもかわいらしい

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一本のツクシに、ドクガの幼虫がのぼっていた。
やっと冬の寒さから目覚め、食べる葉をさがしているのだろう

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あまりに風がつよく、フキノトウにも虫たちがやってこない
1mmほどのちいさなハエの仲間がとまっているだけだった

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たんぽぽさ~ん、おおおいぬのふぐりさ~ん、ならんで~ 「ぱちり!」

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2003.3.27 花巻市胡四王山

朝から曇りの天気だが、それほど寒くはない
しかし、昨日まで元気に飛び回っていたチョウ達のすがたは全く見られない。
やっとアジサイの芽がふくらみはじめた
冬の間に撮影したアジサイの芽は、たまたま冬の殻がはずれて緑の芽が見えていたようで、今が芽吹きの時期のようだ

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小さな池の上に、今年始めて一匹のアメンボを見つけた。
アメンボは成虫で冬を越すので、やっと土の中から這い出てきたのだろう

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この池の下流に、砂防のための堰堤があり、そこにたまった水がなかなか良い状態で自然な池をつくっている
上の池は、観光者のためか定期的に浚渫(しゅんせつ)されてしまうので、昆虫にとっては良い環境とは言えないが、ここはとても小さいながら魅力的な池となっている
こちらには、一匹のマツモムシが浮かんでいた。
近付いて写真を撮ろうとすると、パッと見えなくなり、少し離れたところに浮かんでくる
池の上では、産卵のためか、水面に体を打ち付けるようにユスリカが飛び交っていた

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帰り際、今まで見た事が無かったシャクガの仲間が幹にとまっていた

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ここですよ~!

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2003.3.26 花巻市胡四王山

4月上旬なみの気温が続いていたが、予報では、それも今日までらしい
明日からは、天気も崩れ、最高気温も平年並みの8度ぐらいの毎日になりそうだ。
でも、今日までの暖かさのおかげで、いろいろなチョウたちに出会え、とても楽しい5日間だった。
きょうもシータテハ、ヒオドシチョウ、キタテハ、ルリタテハ、テングチョウが元気に飛んでいる
足元の草の上に、ちいさなコガネムシがいた。
体の表面が、うつくしいビロード状で、とてもかわいらしい・・・
「素敵なビロードのスーツをお召しですね」と声をかけパチリ! ヒメビロードコガネかな?

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森の木の枝に、アワフキムシのなかまがとまっていた。
この虫も成虫で冬越ししていたのだろうか

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キクザキイチゲには小さな甲虫が集っています

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枯葉の間から出てきたのは、カメムシのなかま。
色がだいぶくすんでいるようだ。
冬越し前は、もっと鮮やかな色だったのではと思うのだが、体の油分でこうなってしまうのだろうか。
死んだカメムシも、すぐに色があせてしまう。
いずれ無事に冬が越せて「おめでとうございます」と声をかけてパチリ

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2003..25 花巻市胡四王山

今日はさらに暖かく、15度をこえているいるようだ
山道を歩いていると、暖かいというより暑いといったほうがよい

森の中には、テングチョウがあちこちに飛んでいた。
面白いのは、飛び立っても、必ず白く枯れた大きなホオの葉にとまるのだ。
そこにとまると結構目立つのだが、ちょっとでも僕が近付くと、パッと翅を閉じてしまい、目立たなくなる。
そしてもう一歩近付くと、一瞬にして視界から消えてしまう。

しつこく追いかけて、なんとか横からテングのお顔を撮ることができた

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森の片隅に、控えめに咲いていた花はキクザキイチゲ

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帰り道の雑木林を、一頭のルリシジミがチラチラと飛んでいた。
タテハの仲間やテングチョウは、成虫で冬越ししていたが、3/23のモンシロチョウや、このルリシジミは、この春にサナギから羽化した新成虫だ
特別だった去年よりは遅いかもしれないが、やはり平年よりも少し早いようだ

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2003.3.24 花巻市胡四王山

春の陽気は今日で3日目。風もなく、本当に暖かい
先日のルリタテハのいた場所に、こんどはシータテハが縄張りを守っていた。
キタテハよりも力強く飛び、色も黒っぽいのですぐにわかる

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つぎにあらわれたのは、ヒオドシチョウだ
シーズン中は一度も出会わなかったが、この時期の方が探しやすいようだ。
ヒオドシは、よろい(甲冑)からつけられた名前で、濃いオレンジ色を意味するようだ。
たしかにこうしてみると、「もののふ」のような凛々しさを感じる

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なんとかヒメギフチョウがでてこないかと、森の中で待っていたが、やはり一頭も飛んでこない
しかし足元のカタクリには、すでに、ほのかなピンク色の花のつぼみがついていた

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満開となったマンサクには、数匹のニホンミツバチが訪れていた 
ニホンミツバチは洋種よりも早く活動し始めるのかもしれない

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2003.3.23 盛岡市・花巻市胡四王山

今日、盛岡市では、昨日ほど気温が上がらず風がつめたい
残念ながらチョウは見られなかった。フキノトウによくきているコハナバチの仲間が、石の上で日向ぼっこ。
ずいぶんと暖かそうな毛に包まれていてヒメギフチョウと同じようだ。ぬいぐるみみたい!

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きのうルリタテハをみた花巻によってみた。もう夕方の日ざしで、気温も下がってきた
日のあたった一本の杉の幹に、たくさんのマガリケヒラタアブがとまっていた。
ほかには大きなハエの仲間も一緒に体を温めていた

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雑木林の斜面を登っていると、遠くに白いチョウが飛んでいるのを見つけた
スジボソヤマキチョウかと思ったが、近付いてみると、スジグロシロチョウのようだった。
しかし、とても敏感で、数mまでしか近付けない。
なんとか見つけて2枚だけ撮ることができたのだが、よくみると、なんとモンシロチョウだった
通常、モンシロチョウとスジグロシロチョウは、明るい畑などと、あまり日のあたらない林などとすみ分けしているのだが、こんな低山の森の中にモンシロチョウがいるとは驚いた。
森の中のイヌガラシにでも発生していたのだろうか

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2003.3.22 花巻市胡四王山

とても寒い朝だったが、すぐに気温が上がり、どんどん暖かくなってきた。
今日は間違いなくチョウが飛ぶ。ただ、見られるかどうかは僕の運だが
いつもの花巻の森に入ると、すぐにルリタテハのお出迎え。今年の初蝶はルリタテハだった。
山道にとまっていたのだが、僕に驚き飛びたち、森の中に入ってしまった。
さっそく春の香りにつつまれた落ち葉を、音をたてないように忍び足で(ルリタテハに音は聞こえないのだが)探してみた。
目をこらしてゆっくりと探すと、倒木の上に、あたたかな春の日ざしを浴びながら翅を動かしているところを見つけた

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去年は春が以上に早かったので、今頃は、すでにヒメギフチョウも出始めていた
ほのかな期待で、ひだまりの森の中でしばらく待ってみたが、やはり今年はまだのよう。
フキノトウには、アブやハチのなかまが訪れていたが、小さな甲虫も花粉を食べていた。
大きさは、約2mm。アリヅカエンマムシの仲間のようだが、はっきりとわからない
フキノトウは、この時期の虫たちの貴重な蜜源となっているが、今日は、たくさんの人が、ビニール袋いっぱいに、すでに花を開いたフキノトウまで採っていた。「この山は動植物の採集を禁止します」と立派な看板のそばで採っていくとは・・・。
近頃の山菜採りは、ルールを無視した人が多くてがっかりだ。
もしかすると産直等でバッケみそを良く売っているが、あれだけの量をとるとなると商売のためなのかもしれない・・・。
だったらなおさらこの場所ではとらないのがルールだろうが・・・ 

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帰り道には、キタテハがあらわれた
キタテハやシータテハが、フキノトウを訪れる風景も、見られなくなるかもしれない

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2003.3.21 水沢市

朝から良い天気だが、相変わらず寒い。
仕事の撮影で胆沢ダムの近くまで行くと、時おり雪も降って来る
帰る途中に、水沢市の見分森公園によってみたが、やはり気温が上がらず、虫の活動は見られない。
サクラの幹に止まっていたのは、日をあびてかがやく、ハマキガの仲間だ。
少し前から、森の中には、ハマキガなどの小型のガがいろいろと見られるのだが、残念ながら手持ちの図鑑にのっていない種類ばかりで、種名がわからず申し訳ございません

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着物みたいで、あまりに美しいのでアップでドン!

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公園には、サクラの木がたくさんある。日本の暖かいところでは、もうすぐ開花するのだろう
岩手はどうだろうと見てみると、まだまだつぼみは小さいままだ。
しかし、ほんの少し、緑色が見えてきたようだ。今日は春分の日
あと一か月もすれば、この森も桜吹雪につつまれているだろう

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公園の法面につんだブロックの間に、とても小さな花が咲いていた
高さは1cmから5cmほど、花の大きさは3mmぐらいだ。
アブラナ科のタネツケバナに似ている(ずっと小さいけれど)
花のシベには、すごく小さいオレンジ色のダニがついていた。
花を訪れたクモや昆虫に寄生しようと待ち構えているようだ

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2003.3.20 前沢町・花巻市胡四王山

きのうの夕方は、とてもきれいな空だったが、朝外をみると、一面白い雪につつまれていた
やわらかな雪につつまれ、庭のあちこちにスイセンが黄色いつぼみをふくらませていた

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宮沢賢治さんの設計した花壇を再現した南斜花壇は、冬の間、真っ白な雪につつまれていたが、秋から残っていたハボタンに、見たことのないハエの仲間が止まっていた。
森の中には、あちこちにハエの仲間が飛んでいた

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雪のとけた花壇には、チューリップの芽がならんでいた。
チューリップには、あまり虫たちが訪れないのだが、時おりとまってくれると、とても絵になる

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2003.3.19 花巻市ぎんどろ公園

朝から雪がふり、とても寒い一日だ
今日は、花巻でスタジオに入っていたが、昼に外にでても、まだ強い雪がふっていた。となりにあるギンドロ公園の林では、モミジの芽がほんの少しふくらんでいた

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宮沢賢治さんが好きだった、ギンドロ(ウラジロハコヤナギ)の大木の枝に、銀色の毛につつまれた芽があった
ネコヤナギの銀色の芽は、雄花だということだが、この木の芽はなんなのだろう

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仕事を終え、夕方空を見ると、きれいな青空だった
ギンドロの林の向こうには、夕日をあびた雲がうかんでいた

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2003.3.18 花巻市胡四王山

太陽がでるととても暖かいのだが、日が陰ったときの風の冷たさは冬のようだ。
暖かさと寒さの差は、10度ほど違うのではと感じる
これでは、今日もチョウは見られそうもない
枯葉の間から、ちいさなタンポポの花がのぞいていた。
まだ2cmほどしかないが、今年はじめて見るタンポポに春の訪れを感じた
そういえば今日は春彼岸の入りだ

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フキノトウもありました~

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今日もちいさなガが飛んでいた。
10mほどはなれたコナラの木の幹に止まったので、さっそく探してみたが、なかなかみつからない
やっと見つけたガは、止まったときの大きさが1.5cmほどのハマキガのなかまのようだ。
翅の一部の鱗粉がめくれていて、まるで木の皮そっくりだ。
左右対称なので、これがもともとの模様のようだ。
飛んでいるときは、白っぽいガだったのでなかなかわからなかった

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森の中の日だまりで、枯葉に間にたくさんのキクザキイチリンソウの葉があった
カタクリの咲く頃、白や紫の花をつけ森を彩る大好きな花だ

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2003.3.17 盛岡市 岩手県立博物館

今日は、仕事で一日博物館のスタジオに缶詰めだった。
昼も時間がとれず、撮影が終わったところでちょっと外に出てみると、もう日が沈んだあとだった。
天気がよかったようで、空気も澄んでいる

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月曜で博物館は休館日。
暗いロビーから見た岩手山は、まるで水槽をみるような素敵な色だった

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スタジオの片付けを終え、再び外にでると、空には十四日の月が輝いていた
フジs2-proには、1600の高感度の設定があるので、試しに撮ってみた。
手持ちで1/30が切れた。
ざらつきはあるものの、フィルムよりも黒の締まりがいいし、発色も自然だ

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こちらはISO320で撮影してみました

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2003.3.16 前沢町

きのうとは逆で、太陽は出ているのだが風が冷たくて、ちょっと残念
あちこちで、オオイヌノフグリやハコベが元気に咲いている。
しかし梅のつぼみはまだまだ固く、去年のような異例のはやさで春がくることはなさそうだ

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オオイヌノフグリに、一匹のハナアブが飛んできた。
花から花へと飛びうつっている。貴重な食事に夢中のようだ

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ハナアブも今年始めてみたが、田んぼの上に飛んでいくヒバリを見つけた
まだ鳴き方がうまくないが、見えなくなっても声だけが届いてくる。
地面にはクロヤマアリが活動をはじめていた

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2003.3.15 花巻市胡四王山

予報では晴れだったが、薄い雲がひろがってしまい、日ざしが弱く、いま一つ暖かくない。
気温は8度ぐらいまであがったので、今年に入ってからの最高気温だろう
朝、白鳥が北へ飛んでいった。最近は低い位置を、たくさんの群れで北へ向かうことが多くなった。
少しずつ北へ向かっているようだ

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森の中に、マンサクを見つけた。
ほかにはまったく花がないので、なにか虫たちがくるかと思い、しばらく見ていたが、おとずれたのは、いつものユスリカだった。
花の中心に体をつっこみ、しばらく動かなかったので、やはり蜜を吸っていたのだと思う

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足元に、一枚の葉が芽吹いていた。カタクリだ。
このあたりはヒメギフチョウの生息地なので、もうじきカタクリを訪れる姿が見られるだろう

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2003.3.14 花巻市胡四王山

今日は、きのうより暖かくなった。日中は風が吹いても冷たくないのがうれしい
きのうは、ハマキガかと思ったが、キバガの仲間だった。
今日は、キバガかと思い見てみると、ハマキガの仲間だった。
枯葉の上から飛びたち、雪の上にとまったところを撮影

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雪の上に、キタテハの翅が落ちていた
数日前に落ちたようで、雪をとかし、数センチ落ち込んでいた。
できれば生き虫を撮りたいが、そのまえに鳥に見つかってしまったらしい

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雑木林の枯葉の上に、フユシャクの仲間をみつけた。
夕方には気温がさがり、また雪がちらついてきた
明日あさってと、暖かくなるとのことで、さらに虫たちが増えてくるだろう。
楽しみだ

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2003.3.13 花巻市胡四王山

森の中の日だまりにいると、まるで春のようだ(とはいっても最高気温は5度ぐらいだが)
落ち葉から、一頭のちいさなガが飛び立った。
止まったところを見て、そっと近付いたが、けっこう敏感で、すぐに逃げてしまう
最初に見つけたガは、結局にげられてしまった。すぐに次のガを見つけたが、急な土手の上に行ってしまった
3頭目にとびだしたガが、やっと土手の途中にとまったので、そっと近付き撮影できた。
3頭とも同じ種類のようだ

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メイガの仲間かと思ったのだが、横から撮影すると、頭の上に2本の角のようなものがある。
これはキバガとよばれる仲間にある、下唇ひげが変形したものだという

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とても面白いガだ。しかし何のためにこんなことになったのだろうか。
図鑑で調べたが、種名を同定できなかった
この後、ほかの個体を見つけることができなかった

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2003.3.12 花巻市胡四王山

風はだいぶおさまり、日ざしが暖かい。雑木林の雪もだいぶとけ、春の香りをただよわせてきた

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枯葉の上を歩いていると、たくさんのコモリグモがすばやく逃げてゆく
そんな枯葉を、ちいさなガが動いていた、と思ったら、コモリグモにつかまったフユシャクの仲間だった。
1月2月の厳寒期を過ぎ、ふたたびフユシャクの活動期になったようだ。
せっかく羽化したところだったのだろうが、こんなにたくさんのクモがいては、捕まるのも無理はないかもしれない

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フユシャクを探したかったが、昼は少ししか時間がなかったので、夕方もう一度雑木林を訪れてみた。
しかし、昼とはうってかわり、雪がふり、まるで冷蔵庫の扉を開けたようにつめたい風がふいていた
木の幹には、たくさんのユスリカの仲間が雪をさけるようにとまっていた

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2003.3.11 花巻市胡四王山

本当に寒い。盛岡の北東にある玉山村薮川では、最低気温がマイナス25度近くまで下がったようだ。
3月としては今までの最低だとのこと。平年ならば春めいてくる時期なのだが・・・
雑木林では、雪がとけ、乾きはじめた落ち葉のすきまから、ヨモギが芽を出し始めていた

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コナラの芽は、まだまだ固いが、そのとなりにあった木の芽には、銀色の毛におおわれた芽がふくらんでいた
川では、ネコヤナギが花穂をふくらませはじめたようだが、あの銀色の毛は「鳥に食べられないため」と聞いたことがある。
この木はなんの木だろう。やはり鳥からの防御のためなのだろうか。
鳥よりも、虫からの防御ではと感じるのだが

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森の中で、ゼフィルスの卵をさがしていると、緑の芽吹きが目についた。
葉を見るとツツジの仲間ではないかと思うが、ほかのツツジはまだまだ萌えていないので、ほかの種類かもしれない

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2003.3.10 前沢町

朝早く、となりの杉の木にアカゲラがとまっていた。
普通なら「コッ、コッ」と音でわかるのだが、杉の幹はやわらかいのか音がきこえない。
こうしてみると、姿もあまり目立たない。

杉にはあまり昆虫がいないと思うのだが、よほどお腹がすいているのだろうか

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庭のハコベのそばに、黄色いつぼみがあった。丈は低いがノボロギクのようだ
つぼみではなく、これが花のようだ。ノボロギクは花が開かない管状花というらしい。
帰化植物で、秋にはあちこちに咲いているし、ヤマトシジミやベニシジミが訪れているようだ。
この花に蝶が来るのももうすぐだろう

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庭の日当たりの良い場所にあったクロッカスが咲いていた。
今日はとても寒く、きのうは満開だったオオイヌノフグリもほとんど花を閉じている。そんな中、元気に咲いていた

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2003.3.9 前沢町

風は少しおさまったが、時おりふく風はとてもつめたい。
今年始めて小さな(3mm)アミメアリを見た。死んだ仲間をくわえている。
このアリは特定の巣を持たないらしいが、冬の間は集まって冬越ししていただろうから、そこから死んでしまったアリを運び出しているのだろう

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ハネナガヒシバッタも日向ぼっこだ。
このバッタはとても小さいうえに、とても敏感でアップを撮るのがたいへんだが、今は動きが鈍く、簡単に撮影できた。
アップで見ると、目(複眼)も体と同じ模様がついている。
なんとなくよく見えないのでは、という気がする

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草むらにあった石の下に、ヨツボシテントウダマシがいた。
日をあびて、すぐに歩き出した。

同じ石の下にいたのは、4mmほどのヤマトヒラタキノコハネカクシ(左)と、2mmほどのヒメキバネサルハムシ(右)
シーズン中には見つけられなかった虫たちだが、今年は気をつけてみたい

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2003.3.8 前沢町

太平洋に接近してきた低気圧のせいで、県内は昨夜からものすごい風と雪だ。
とくに沿岸部では、大荒れとなっているらしい
内陸では雪はやんだが、ものすごい風はおさまらず、気温も上がらない。
草むらに出てみたが、とても虫たちの活動できる状態ではなさそうだ。
ツメクサにモンキチョウの幼虫がいないか探したのだが見つからない。

かわりに見つかったのは冬越し中のナナホシテントウ

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こちらは、ツメクサの根元で冬越し中のクサギカメムシ。
秋に大豆などにたくさんついていたが、こんなところで冬越ししていた

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雪解けでぬれた草の上に、きらりと光るハムシがいた。
宝石を見つけたようにうれしい。ルリハムシのようだ。
だが、残念ながら死んでいる。
成虫越冬だとすれば、どこかのハンノキから飛ばされてきて雪の冷たさに耐えられず死んだのだろうか

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2003.3.7 盛岡市岩手公園

また雪だ。しかしそれほど寒くないのですぐに融けてしまいそう
15年ほど前に見つけた、公園のマンサクを見にいった。
いまが満開なので10日ほど前から咲いていたのだと思うが、雪が積もったところを狙っていたのだ。
思ったように、きれに雪が積もっていた

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岩手で、春一番に咲く木の花はマンサクではないかと思う。
しかし変わった花だ
よく「レンギョウ」を花マンサクとよんでいるし、レンギョウをマンサクだと思っている人も多いようだが、本家マンサクは、ちょっと早く咲きすぎるので、人目につかないからだろうか

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公園にいまだに葉を落とさずに、緑濃い木があった。
見ると、ちいさな花のつぼみがふくらみかけている
アセビの木だ。アセビは馬酔木と書くように、葉に毒があり、馬がたべると酔ったようになるからだという。
そのおかげか、虫にも食べられず、きれいに葉をのこしていた。
しかし、岩手では自生していないので、公園などでしか見られない

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2003.3.6 滝沢村

仕事で、岩手山のふもとにある網張温泉に行く途中、岩手山と鞍掛山を見た。
啓蟄とのことで、何か虫を見つけたかったが、さすがに岩手山のふもとだけあって気温が低く、ちょっと無理

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車に戻る途中に、ミズナラの休眠芽にゼフィルス(ミドリシジミの仲間)の卵があった。
このあたりは、1m以上の積雪となっていて、固くしまった雪の上を歩くことができたので、普段とどかない高さの枝が手元で見られる

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きのうのミズイロオナガシジミの卵と違い、おまんじゅうのように丸みが強く、突起もたくさんある。
ジョウザンミドリシジミだろう。
ゼフィルスの卵の中でも見つけやすい種類のようで、成虫もそれほど珍しいわけではないが、成長が楽しみである

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2003.3.5 花巻市胡四王山

盛岡は良い天気になり、気温が低いものの、日ざしが暖かい
移動途中に花巻の雑木林によってみたが、残念ながら花巻は雪が降っていた。
氷がやっと融けた池に、雪が吸い込まれていく

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雪がふり気温も低いので、虫の活動は見つけられない
コナラの幹から出た、細い枝をみてみると、小さな卵が見つかった。
ミズイロオナガシジミだと思う

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拡大すると、とてもおもしろい形だ。1mmもない大きさだが、自然って凄い
明日は啓蟄で、虫たちが活動をはじめる季節。
明日は天気はよさそうだが、気温は低いようだ。岩手の春はまだ先だ

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2003.3.4 盛岡市

予報どおり、夜半から降り出した雪がつもり、また冬に戻ってしまった
しかし、仕事で盛岡の南にある紫波町にいくと、時おり日もさしているし、雪もあまりつもっていなかった。
ほっとして帰る途中、盛岡市に入ったところで、また雪がふりだした。
せっかく春めいた雑木林も、あっという間に白くなってゆく

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里山も吹雪にかすみ、真冬になった

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梁川渓流は、雪解け水で緑色をおびて美しい。
吹雪の中を、一羽のカワガラスが飛んでいった

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2003.3.3 花巻市胡四王山

気温は高めなのだが、日がささないので結構寒く感じる
いつもなら枯葉の上を走り回っているコモリグモもほとんどいない。
明日からは、また寒冷前線の影響で冬に戻るらしいので、なにかいないかとさがしたが、虫たちの活動は見つからなかった。
帰り際、普段はあまり気にとめていないアカマツの幹に、トリバガの仲間がとまっているのを見つけた

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まるで十字架のような姿勢で、じっと動かない
昨年の12月にも成虫を見ていたので、どうやら成虫で冬越ししているようだ。
あたたかな日には、移動しているのだろう

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前回は、さわってもほとんど動かなかったが、今回は指でつついてみると、ヒョコヒョコと歩き出しので、飛ぶところが見たくて、もういちど突ついてみた。
写真は撮れなかったが、弱々しいながら、細い翅をはばたかせて飛んだ。
すぐに枯葉の上に落ちてしまったが、こんなに細い翅でも飛べるのを見て驚いた

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どんぐりの発芽

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2003.3.2 前沢町

きのうのう夜から強い雨と風が吹き、一晩続いていた
朝になり、雨はやんだのだが、風はおさまらない。
春一番には少し早いし、風は冷たく、北から吹いてくる。ただ、風がやむととても暖いので残念だ
2/19に撮影したハコベタコゾウムシが草の上を歩いていた。
開きはじめたフキノトウも乗り越え、進んでいる

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枯葉の間から出てきたのは、コバネヒョウタンナガカメムシのようだ
日のあたった葉のうえで止まり、しばらく日光浴。
また葉かげにかくれると、もう出てこなかった

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こちらのハエの仲間も日光浴。
後ろ脚ではねをきれいにしてから、すぐに飛び立った

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2003.3.1 前沢町

薄日がさして暖かいが、ときおり冷たい風が吹いてくる
なかなか春が進まないが、去年のようにあまり早くても困る人たちがいるようなので、今年はちょうどいいのかもしれない。
ちいさなハコベの花のそばに、かなりちいさなハエの仲間が交尾をしていた。
こんなにちいさくて、よくお互いを見つけられるものだ

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今年はじめてたくさんのカワゲラの仲間が飛んでいるのを見た
今日は岩手の川釣りの解禁日。ちょうどいいタイミングで川虫も出始めたようだ

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2/14にホトケノザでは、と書いたが、ヒメオドリコソウだったようだ
一匹のちいさなカメムシの仲間がヒメオドリコソウやオオイヌノフグリ、ハコベの上を歩いていた。
今日であった虫たちは、種名がはっきりしない

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