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2002年10月

2002.10.31 前沢町

きょうは朝から天気が良く、気温も上がっている
庭の小菊には、たくさんのアブのなかまが集まっていたので撮影してみました。このアブが、ハナアブ。たくさんいました

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このアブは、シマハナアブ。このアブもたくさんいましたが、ハナアブよりも一回りちいさく、背中にしま模様があるのでこの名前がついたと思われます

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ちょっと大きくて黒いアブは、オオハナアブ。一匹だけ飛んできました

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2002.10.29 花巻市

ついに盛岡に初雪が降った。平年よりも11日はやいそうだ
移動中、車から見える西の山並は白く雪につつまれていた。残念ながら岩手山は見えなかった

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とにかく寒いので、とても虫たちの活動できる状態とは思えないが、きのうまでと違い、日がさすと少しは暖かく感じる。賢治の好きだったギンドロのちいさな木にヒラタアブが飛んできて日向ぼっこをしていた

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地面には、黄葉したギンドロの葉がたくさん落ちていた
そんな一枚にヤマトシジミがとまり、動けないようだ。かわいそうにこのあと雨が降ってきたので、しばらくはこのままだ

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2002.10.28 前沢町

この秋一番の寒気が入ったということで、非常に寒い
盛岡では最高気温が約5度。山沿いでは各地で雪となったようだ。まだタイヤを交換していないので雪を見たかったがあきらめて、庭を歩いてみた
さすがに活動している虫はみあたらないが、チョウの幼虫をみつけたので撮影した

サンショウにいたのはアゲハチョウ(ナミアゲハ)の終令だ。もうすぐサナギになるだろう。ほかには一回り大きなクロアゲハの終令幼虫もいた

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大根にいたのはモンシロチョウだろう。もしかしたらスジグロシロチョウかもしれないが、これも終令で、もうすぐサナギとなって冬を越す

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ニンジンには、キアゲハの幼虫。こうしてみると、それぞれが保護色となっていて、ちょっとみただけではなかなか見つからない。見事なものだ

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2002.10.27 雫石町・前沢町

県の南部を出るときは非常にいい天気だったが、途中から強い雨となった

雫石町での仕事の途中、峠はなかなかうつくしい紅葉だ。雨の中でも数人がカメラをかまえている。僕も一枚

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仕事を終え、もどったのはもう夜
真っ暗な中、虫たちをさがしたが、小雨と低温のため、なかなか見つからない
ならんでお休みなのはツマグロオオヨコバイ

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小菊にはハサミムシの幼虫がいた。日中花で見ることがないので、夜に食事をしているようだ。しかしこの時期、夜に花をおとずれる虫はほとんどいないだろうから、花そのものを食べているのかもしれない

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2002.10.26 前沢町

稲刈りが終わったたんぼは、トラクターでほりおこされていた
そんなたんぼの上をモンキチョウが追いかけあっていた。モンキチョウはもうほとんど見られなくなったが、キチョウと違い幼虫で冬をこすので、このチョウたちは、もうすこしの命だ

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たんぼのあぜ道には、少ないながらタンポポが咲いている
ベニシジミが蜜をすっていたので写真を撮り、しばらくしてからまたみると、まだ吸っていた。ベニシジミも幼虫で越冬する

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そのそばでは草にとまったベニシジミがはねをふるわせてもがいていた
てっきりハナグモにでもつかまったのだろうと思ったが、良く見ると花の芽にあしがくっついてはなれないようだ。写真を撮り終わってからベニシジミをにがしてやり、花芽をさわっていみたが、ほんのすこしだけねばりがあるようだが、指がくっつくほどではなかった
植物は、アキノノゲシではないかと思う

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2002.10.25 花巻市胡四王山

きょうも気温が低く、日がささないと寒くて虫も活動できないようだ
しかし、少しのあいだでも太陽がでると、ひらひらとイカリモンガが飛んでいた

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フキの葉の上にいたのは、アザミオオハムシだ。日がさし始めるとのろのろと歩いて地面に降りていって見えなくなった

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ここ数日で、キチョウがふえてきたように思う
このまま成虫で冬を越すのだ。きょうは求愛行動を見たが、残念ながら交尾しなかった。メスは弱々しく翅をふるわせ交尾拒否をしていたので、すでに交尾は終えているのだろう。ということは、メスだけ越冬するのだろうか?

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2002.10.24 前沢町

きょうは、この秋一番の冷え込みとなった。玉山村では氷点下となったようだし、外を歩いていても風がつめたい
岩手山も先日初冠雪となり、平地に雪がふるのももうすぐだ
しかし日中は、太陽がでるとだいぶ暖かく、庭にヒメアカタテハがやってきた

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カマキリの産卵を見たくて、毎日ヒバの垣根を見ているのだが、きょうはツユムシのかっ色型を見つけた。ふつうはあざやかな緑色なのだが、ほかのキリギリスなどのなかまもかっ色型がいるので、ツユムシにもいるようだ。しかし僕ははじめてみたのでちょっとおどろいた

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これがふつうに見る緑色のツユムシだ。これなら保護色で見つかりにくいと思うが、もうすこしして葉も落ちてしまうと、かっ色型のほうが見つかりにくいだろう

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2002.9.23 前沢町

庭のすみに咲いていたツワブキにたくさんのアブが集まっていた
ツワブキは、よくキャラブキとして食べる、フキに似た葉をしている植物だ。関東より南に自生しているためか、東北ではなかなか見ることがない
ぜひ株分けして来年はたべてみたい

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となりの畑には小菊が盛りだ。こちらもたくさんのアブやヤマトシジミ、ベニシジミが集まっていた

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そのすぐそばに、背の高い食用キクがあるのだが、みごとに一匹の虫もいない
ほとんどが花びらで、蜜や花粉の部分がみえない(ちいさい)ためだろう

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2002.10.22 前沢町

久しぶりに朝日がまぶしい
草むらも光にあふれていた

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ちいさな雫に、草むらと朝日が閉じ込められた

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実った柿にアブが止まっている。朝日をあびながら体をきれいに掃除中

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2002.10.21 花巻市胡四王山

今日も雨がふり続き、とても寒い一日だった
はく息が白くなるほどの寒さで、八幡平では雪のため通行止めとなっているようだ。花巻の森も紅葉が進んできた

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雨の中、森の道を歩いていると白くまるいキノコを見つけた
図鑑でしらべると、キツネノチャブクロという、美味しいキノコらしい
おもしろいことに、すべてのキノコに何かが食べたのか、くり抜いたようなあとがある

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ためしに何個かわってみると表面をたべた虫とは限らないが、キノコムシの仲間ではないかと思うちいさな甲虫がでてきた。図鑑ではわからなかった

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2002.10.20 前沢町

一日しとしとと雨がふり続いた
庭のキクの葉にオオキクギンウワバがとまっていたが、枯葉と同じ色なので、なかなかわからない。ほかの場所でも同じように枯葉にとまっていた
枯葉とわかってとまっているようだ

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食用のキクも雨のしずくにつつまれていた
ちいさなハエのなかまが、じっととまっている

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ブルーベリーが紅葉をはじめた
なかなか美しい紅葉だ。来年はもっと増やしてみたい

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2002.10.19 花巻市胡四王山

アジサイの葉うらにいた虫たち

ひょうきんな動きがかわいらしいハエトリグモのなかま

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クヌギなどに多いテントウムシのアカホシテントウ
アジサイの上にあるクリかコナラから落ちてきたのかな

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どこにでもいるツマグロオオヨコバイ。アジサイの葉うらにたくさんいた

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2002.10.18 前沢町・北上市

キチョウの秋型が庭の花をおとずれた
黒い模様がほとんどなく、全体が黄色だ。今日は2頭飛んでいた

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となりの家のヒバの枝にカマキリが産卵していた
枝がたくさんあるヒバは、産卵するのに都合がいいのか、ほかにも2か所卵があった

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今年もまた白鳥がやってきた
きのう北上市にきたと聞き、さっそく行ってみた。今年は平年より2日おそいそうだが、もうすぐ冬がやってくる

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2002.10.17 前沢町

庭のキバナコスモスも、花が少なくなってきた
おとずれる虫たちもすくなくなり、種をあつめる季節になった。ときおり、イチモンジセセリがせわしく蜜をすっている

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ブルーのサルビアもそろそろ終わりだ。こちらはヒラタアブが多い。秋の日ざしはまだ暑い

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コンバインで刈り取られたたんぼはなんだかさびしい。米はおおきなライスセンターにはこばれ、厳密(げんみつ)な温度、湿度管理で保存される。数十年後にはハセやホンニヨは無くなってしまうのかもしれない

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2002.10.16 花巻市胡四王山

賢治記念館の花壇にいた虫たちの顔のアップです。それぞれにおもしろい目を持っています。ヒラタアブはあたまのほとんどが目です。あの正確な飛翔を助けているのでしょう

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最近ふえてきた、サジクヌギカメムシの目はとても小さかった。そのかわり、ひげ(触角)がとてもながく、匂いにビンカンなのだと思う

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ツユムシの目もそれほど大きくはないが、なんとなく良く見えそう。なにか用?とでも言いたげだ

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2002.10.15 前沢町

イチモンジセセリの求愛行動があちこちで見られた
しかし、交尾するまでには行かず、みんな途中でばらばらになってしまう
おそらく止まっているのがメス、下に飛んでいるのがオスだろう。ほかの場所でも、すぐ近くに止まっても、そのまま止まっているだけで、あとは別れてしまう

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先日、イチモンジセセリがたくさん集まっていた菊の花には、ベニシジミが集まっていた

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ミツバチが群がっていた花の中で、オオスズメバチがミツバチを捕まえてばりばりと食べていた。あっというまに食べ尽くし飛び去っていった

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2002.10.14 前沢町

川の土手に植えられたニシキギも色付きはじめた
そのニシキギにたくさんのカメムシが集まっていた。その数はちょっとおそろしいほど多い。キバラヘリカメムシだ

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ニシキギの赤くなった実を吸っている

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ちいさな葉うらには、卵から出てきた幼虫がよりそっていた。これ以上ふえたら、本当にすごいと思う

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2002.10.13 花巻市胡四王山

花巻の胡四王の森も色付きはじめた。ただ今日はとても暑くて、夏のようだった

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池の周りにある石に、ノシメトンボがとまっている
地面や草の上にたくさんのトンボがとまっているのだが、みんなはねは白くなり、かよわく飛び立つ。ちょっとさびしくなる

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日当たりの良い斜面に、ちいさなリンドウが咲いていた。ササリンドウだろうか
ひかえめな色にひかれ、撮影しようと近付くと花の間にコハナバチがクモに捕まり死んでいた

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2002.10.12 前沢町

家のまわりの柿が色付き、食べごろとなったようだ
すでに家族は食べているらしいのだが、とても美味しいらしい・・・・・

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となりの垣根にヒバが植えられているのだが、その上に、カマキリがたくさんいる
昨年は、花の周りで見たのだが、なぜか垣根の上に集まっている
しばらく見ていると、トンボ、チョウやアブなどが垣根の上で休むことが多いようだ。それらの虫を狙って、カマキリが集まっているようだ
そのなかに、お腹の大きなコカマキリがいた。何故か逆さまにとまり、まったく動かない

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たんぼの畦に初めて見るバッタがいた。図鑑でしらべるとコバネササキリだった
しばらく見ていたが、残念ながら鳴き声は聞くことができなかった

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2002.10.11 前沢町

庭のキャベツにとまった、おおきなガをみつけた。スズメガの仲間だとわかったが、羽化したばかりではねを閉じていてよくわからない。 

指でちょっとさわってみた。  おどろいたガは、はねをパッとひらいて、うつくしいもようを見せてくれた。エビガラスズメだ。土の中でさなぎになり、きょう羽化したのだろう

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元気良く飛び回っているのはアカタテハ。あざやかなもようから、学名はVanessa.(バネッサ)、ギリシャ語の華麗(かれい)からつけられた名前だ

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今がさかりの菊の花には、たくさんのイチモンジセセリがおとずれていた

キタテハも数頭。アブもたくさん飛んでいる。にぎやかで楽しくなる

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2002.10.10 花巻市胡四王山

マリーゴールドの花にぼろぼろのミドリヒョウモンのメスがいた。もう産卵もすませ、ゆっくりと花の蜜を吸いながら死んでいくのだろう。来年もここでたくさんの子どもたちに出会いたい

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きょうはイカリモンガを数頭見た。春、ヒメギフチョウをさがしにいくと、ひらひらとチョウのようにとびまわっているし夏にもトラノオなどで吸蜜しているが、ガというものは、なかなか敏感で撮影しづらいのだが、今日は近寄ってもにげないのでアップで撮影

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草むらに足を踏み入れたら、ちいさなイナゴと一緒に、ちいさなガがたくさん飛び出した。

種名がわからなかった

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2002.10.9 玉山村

玉山村にある、ダム湖の水際でミギワバエを撮影しようと思いおとずれてみた。

しかし、数が少なくて非常に敏感、なかなか思ったような撮影ができない。すると、ちいさくて(5mmほど)きれいなゴミムシのなかまが素早く歩いていたので、そちらに切り替えて撮影した

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そのゴミムシは水際の泥の上をすばやく移動するので、必死に追いかけやっと数枚撮影できたのだが、僕はすっかり泥だらけになってしまった

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帰りにふと森をみると、きれいな木の実が鈴生りだ。マユミだろうか?

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2002.10.8 滝沢村

小雨の降る中、岩手山の登山口がある馬返しというところに行ってみた。

平地より秋は進んでいるだろうか、と思ったがそれほど違いはないようだ。ただ気温が低く、じっとしていると寒いぐらいだから、虫たちもほとんど活動していない。

中世の鎧(よろい)をきたようなカメムシの仲間が、のろのろと歩いていた。背中にはなにかに寄生されたと思われる黄色い卵がついている(左の点)

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手入れされた芝生のところどころにちいさな白い花を見つけた。風にふるえる花びらに、さらにちいさなハエの仲間がとまっている

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紅葉も、ウルシやサクラはだいぶきれいに色付いてきた。緑から赤への変化が美しい
この木では西側がはやく紅葉しはじめているようだ。1本の木でも日当たりや風向きで紅葉の進み具合が変わるのかもしれない

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2002.10.7 前沢町

ベニシジミは僕がはじめて昆虫写真として撮った虫である。

中学1年の春だったが、学校の必修クラブで写真の課題として撮影したのだった。そのころは子供で昆虫写真を撮る人はほとんどいなかったので、けっこう夢中になっていた。

あいかわらずベニシジミはチャーミングで、絵になる

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庭の梅の木にモズがとまっていた。かん高い声で気がついたのだが、1週間ほど前から鳴き始めていた。この声をきくと本格的な秋ももうすぐだ。

モズのはやにえは見られるだろうか

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たんぼの脇にあるノコンギクにはたくさんのモンシロチョウやヤマトシジミ、ベニシジミがおとずれていたが、それにまじってコアオハナムグリもたくさん見られた。夏のはじめにたくさん出て以来、真夏になってからはほとんど見なかったが、秋になってだんだん増えてきたように思う

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2002.10.6 前沢町

ちいさなハチが、葉っぱをかかえて行ったり来たりしている。

バラハキリバチだ。どうやらだいぶ疲れているようで一休みする場所をさがしているようだ。サルビアにちょっとのあいだ休んで、すぐに飛び立った

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こんどはアサガオの葉にとまったが、かかえた葉っぱがじゃまして、コロンところがった。しかしすぐには起き上がらず、しばらくそのまま休んでいた。よっぽど疲れている様子。しかし、このあとはブーンとすばやくとなりの家のほうへ飛んでいった

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空を、ちいさな声をひびかせながら渡り鳥が飛んでいった
おそらくマガンの群れだろう。2つの群れ、全部で48羽が南へ向けて飛んでいった。伊豆沼へ向けての旅だろうか

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2002.10.5 前沢町

大豆畑の上を、ヤマトシジミが飛び交っている。

すると、葉にとまったメスに水色にかがやくオスが求愛しているところに出会った。メスの後ろにつき、はねをふるわせながら近付いていく

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交尾しようとオスが腹部を曲げたとき、もう1頭のオスが飛んできて同時に交尾しようとした。メスは2頭のオスにはさまれ、身動きが取れない

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無事に最初のオスが交尾をしたが、つながり方が少しおかしいような気がする。うまく産卵できるだろうか

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2002.10.4 花巻市胡四王山

花巻の森を歩いていると、まだ紅葉にもはやく森は緑だが、どことなくさびし気だ。ついこの前まで、うるさいぐらいに鳴いていたセミの声も聞こえず、コオロギたちの声も消え入りそうなぐらいしか聞こえない。かろうじて聞こえてきたのは松の木の高いところで鳴くチッチゼミが一匹だけ。花壇のセセリチョウも少なくなってきた。

山道で、いつもなら通り過ぎる地面にはえたコケの緑が美しいので、何かいるかなと地面に腹這いになりさがしてみた。カメラでのぞくと、まるで森のようなコケの中にちいさなコオロギが歩いている。りっぱな産卵管がみえる

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這いつくばったぼくの目の前を、ちいさな虫が飛んでいった
目で追いかけていると、鳥の食べ残しか、ちいさなヤマナシらしき実にとまった。そっと近付いてみるとハネカクシの仲間だった。匂いにさそわれて飛んできたのだろうが、ちいさなはねで、うまい具合に着陸できたものだ。図鑑でしらべると、ヤマトマルクビハネカクシというずいぶん長い名前の虫だった

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そのすぐそばには、葉うらにとまったアリがいた。ふだん見るクロヤマアリよりも一回り大きく、ツヤツヤと光るりっぱなアリだ。ヤマナシが落ちたときに甘い汁でもついたのか、葉うらをしずかになめている。ほかの仲間のアリは見当たらない。甘そうなヤマナシにたどりつけるだろうか

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2002.10.3 滝沢村

雑木林の林道を歩いてみた。

秋の入り口の季節は虫たちの活動も目立たないようだ。林道脇のササの上には、ツユムシなどに見られるツッパリポーズで、クサキリがとまっている。ひげが片方切れてしまっているが、はねはりっぱなので、まだまだ元気だろう

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オオハンゴンソウの花はほとんど枯れ落ちているが、残った花に、ガガンボとちいさなハチがみつをすっていた。ガガンボは長くまっすぐなストローでみつをすっているが、ハチはその下をせわしく動きながら食事している

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ブーンと音を立てて甲虫が飛んできた。地面から1mほどのところをとんでいたが、しばらくしてポトリと落ちた。すぐに走っていくと、秋の落ち葉の上にセンチコガネがいた
センチコガネは牛や馬のふんを食べる甲虫だが、センチはトイレを意味する雪隠(せっちん)からきていると、本で読んだ記憶がある。これからふんをさがしに行くところかな?

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2002.10.30 花巻市胡四王山

モミジの紅葉も本格的にはじまった雑木林のコナラに、サジクヌギカメムシが集団で産卵していた。ちょうど目の高さで木の皮がめくれている部分にあつまって、たくさんの卵を産みつけていた。下の個体は産んでいるところだが、産んだばかりはうつくしいオレンジだがしばらくたったほかの卵は木のいろと同じで見つかりにくいようだ

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地面におちたドングリが芽を吹いていた。来年になるとそこら中、雑木のちいさな苗がはえてくる。来年は数本もちかえり庭に植えようと思う

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モミジの葉につかまって、必死にはばたくアキアカネがいた
しかし、いくらはばたいても飛び上がれない

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2002.10.2 花巻市胡四王山

昨晩の台風は、ときおりものすごい風が吹き、そのたびに目がさめた。

山道を歩いてみると、あちこちにどんぐりや栗のイガ、桜の実などが無数に落ちている。リスや野ねずみにはちょうどよいごちそうができあがったようだ

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ササやぶをチラチラと飛んでいるシジミチョウがいた。ゴイシシジミだ。

自分の食事のためでもあるし、幼虫のためでもある。ササの葉うらにとまったのでそっとのぞいてみると、タケノアブラムシのだす甘い液体を吸っているところだった。幼虫はこのアブラムシだけを食べて育つ、純肉食性の変わったチョウである

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突然雨が降ってきた。秋雨前線の影響か、今日一日晴れてはいるが、ときおりザーっと雨が降ってくる。たくさんのトンボが谷間をとんでいた

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2002.10.1 岩泉町

秋雨前線の影響で朝から雨だ。

仕事で田野畑村に行く途中、春にヒメギフチョウを見た林へよってみた。雨と霧につつまれた林はひっそりとして、カタクリが満開だったころがなつかしい

ツタウルシが赤く染まりはじめていた

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林の中を、ちいさなガガンボがたくさん飛んでいた。雨にもかかわらず活動しているようだが種名がはっきりしない。うすく透けるような体でふわふわと浮かぶ姿は、はかなげで美しい

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雨が強くなってきた。台風が近付いているらしい
道のわきに生えたヨモギにしがみついているのはヨモギハムシのメスだ。産卵をひかえてか、大きなお腹でじっと動かない

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